コラム
日本は不安定で情けなく弱い国になってしまった(2)今目立っている政財界の人たち
主権と領土を守り、国民一人ひとりが安寧に暮らし、のびのびと活動できるよう、安全保障、科学技術、経済の発展、教育の充実、社会保障の拡充などの課題に一身を投げ打って取り組む政治家はいます。
しかし、こうした政治家を後目に、国家観が無く、国益や国民の幸せを顧みず、私益と保身を優先し、力がある者(国)には忖度し、他者(他国)の少しの異論に怯え、不都合の責任は他に転嫁するといった政治家が目立っています。
立派な経営理念を掲げ、人々に役に立つ良いモノを提供する企業の経営者はいます。
しかし、経営理念やビジネスの長期戦略が無く、顧客の満足度や社員の幸せを顧みず、目先の利益や自己の地位の安泰を優先する経営者が目立っています。
(樫野紀元「古来受け継ぐDNA」草稿より抜粋。2023年7月)