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コラム

北海道はロシアのもの、とは何たる言いぐさだ!!

ロシアの下院議長が、「北海道はロシアのもの」と発言しました。

サンフランシスコ講和会議の際、ロシアは北海道の留萌と釧路を結ぶ東北側の占有を主張しました。しかし、ロシアのこの要求は退けられました。それが今度は、北海道の全域をロシアのものと言っているのです。

ロシアにはロシアの論理があるのかもしれませんが、ロシアのウクライナへの侵攻は、加盟する195か国によってつくられた国連憲章(世界の国が守る基本精神)に明白に違反しているのです。そして、ロシア軍は、多くのウクライナ市民の住宅、病院、劇場、学校などをもミサイルで爆撃し、破壊しました。そして多くのウクライナ市民が亡くなりました。プラハの春に対抗した時、チェコスロバキア(当時)の市民に銃を向けましたが、ロシアは一般の市民を攻撃するのです。それは言うまでもなく非合法で、非人道的な行為です。

さらにロシア軍は占拠した町の何百人もの住民を捕らえて拷問し、虐殺しました。(このことは、多くのエビデンスをもとに明らかにされています)その虐殺は、ロシアが占拠した町の統治を専横的に行うために、ウクライナの人への見せしめの効果を考えてのこと、とも評されています。

ロシアのウクライナ侵攻に対し、日本は西側諸国と歩調を合わせてロシアに経済制裁を課しています。ロシアの下院議長による上記の発言は、こうした日本への反発、と目されています。それは、ジャパンハンドラーと言われる勢力、日本を陰で牛耳っているとされる外国の大きな勢力への牽制かもしれません。

2018年12月、ロシアの大統領プーチンは、北方領土を含む千島列島に住んでいたアイヌ民族をロシアの先住民族に認定しました。

2019年4月に、日本の国会はアイヌを北海道の先住民と認定しました(そもそも先住民は縄文人です)。ロシアはアイヌの人たちを同胞と位置付けているのです。日本の議員たちは、アイヌを北海道の先住民と認めることが、ロシアに、同胞のアイヌを救うという理由で日本に侵略する足掛かりを与えることを考えなかったのでしょうか。

かつて日本は千島列島と樺太の南半分を領土としていました。今逆に、かつてのロシアとの約束をもとに、日本ロシアに、千島列島と樺太は日本のもの、と主張してはどうでしょうか? 

先の大戦終結の直後、旧ソ連(現ロシア)は日ソ不可侵条約を一方的に破棄して日本に侵攻しました。ロシアは、自国の利益のためには、国連憲章や外国と締結した条約などを平然と破る国です。外交や話し合いが通用する国ではないのです。

ともあれ、ロシアの下院議長のこの発言は、日本にとって、断じて看過できるものではありません。(2022年4月10日)

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