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コラム

知的、文化的な活動は、政治的安定と経済的安心があってこそ

サクラモヒラ ギャラリーでの講座、偉人・聖人の生き方に学ぶ人間学、6月のテーマ、ゲーテにちなんだ話題より。

ゲーテは作家、政治家(ヴァイマル公国首相)、そして科学者(鉱物分野)でした。

科学者としてのゲーテはあまり知られていません。彼はヴァイマル公国で活動を始めた頃、鉱物を約10,000点採取し、体系的に分類整理して、世に役立つ資料にまとめました。その中で、針状鉱物のゲータイトは、彼の名前をもとに命名されました。

今回、ゲーテが哲学者ヘルダーの汎神論に大きな影響を受けた話や、「夢は叶う」彼の生き方についてお話をさせていただきました。

意見交換の中から。

ゲーテが知的な活動をなし得、一時代を画する文化を担えたのは、政治的な安定と経済的な安心があったから?! 困難な中でこそ知的活動が進み、文化芸術が花開く、という説もあります。そういうこともあるかもしれません。しかし、政治的な安定と経済的な安心という背景があってこそ、人々は知的な活動をはじめ、文化的、学術的、芸術的な大活躍が可能なのです。

天平文化、安土桃山文化、元禄文化……。世界をリードし、世界に誇れる繊細で美しい日本の文化は、世の中が落ち着き、人々が経済的に安心できる世であったからこそ花開いたのです。

千年以上、受け継いできた日本のソフトパワーを減ずるような世であっては、日本の未来は寂しいものになるでしょう。のみならず、世界の損失と思われます。

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